今日は、岸田首相が提唱した異次元の少子化対策の基となる「こども未来戦略方針」について話します。
この方針では、奨学金の負担軽減や借入れの所得制限の引き上げなどがうたわれていますが、それが本当に少子化問題へのインパクトにつながるのか、私には疑問があります。

奨学金が晩婚化や少子化に繋がっていることは間違いないですが、方針で触れられているのはこれから借りる人たちばかり。
実際に影響を及ぼすためには、すでに返済中の20代後半から30代前半の人たちへの解決策が必要です。
この世代に対するインパクトのある事業展開こそが、本当の意味での異次元の少子化対策につながると考えています。

今日もありがとうございました。
引き続き、奨学金返済事業に向けた取り組みを進めていきますので、応援の程、よろしくお願いします。